刺身といえば、日本人が大好きな料理ですよね。
お寿司、海鮮丼などもとても美味ししですよね!!
でも、お刺身って生ものなので、注意が必要な食べ物ですが、
普段食べ慣れている物だけに、
最新の注意を払っている人も少ないのではないでしょうか?
実は今、
お刺身の食中毒アニサキスが流行しているそうです。
あのタレント渡辺直美さんや、
品川庄司の庄司さん、
南海キャンディーズの山里さんもアニサキスにあたり、かなり苦しみました。
一体どんな菌なのか、
何時間後に症状が出て、
症状や対処法、
また、菌の潜伏期間や薬について、気になることをまとめてみました!
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contents
アニサキスとは一体?
そもそもこの菌はどういったものなのでしょうか?
菌って顕微鏡でしか見えないイメージですが、
海鮮に寄生している寄生虫で、
アニサキスは肉眼で確認できます。
もし自分で刺身を裁くとき、
半透明白色で
1cm~4cmの糸くずみたいなものがあったら、取り除いてください。
アニサキスは寄生虫の仲間で、
クジラに代表される海洋ほ乳類のお腹の中で成虫になり産卵します。
多くのアニサキスは魚介類の内臓部分に寄生していますが、
一部のアニサキスは魚介類の筋肉部(刺身の部分)へも移行します。
アニサキスは何時間後に発症する?
食後8時間以内に症状が現れます。
アニサキスの危険性があるのは、
サバ、イカ、タラ、サケ、イワシ、サンマ、スルメイカ、ニシンなどの海鮮物に寄生しています。
アニサキスの症状は?
もしアニサキスを口に入れてしまったら、8時間以内に症状が発症してきます。
主な症状は、
激しい腹痛、吐き気、嘔吐、じんましんなどです。
最初の痛みは食べ過ぎのお腹の痛みと変わらないのですが、
アニサキスがお腹の中で胃や腸に突き刺さることから
徐々にキリキリ締め付けられるようにお腹が痛くなってくるのがアニサキス症状です。
これがかなり苦しい症状で
タレントの渡辺直美さんも泣くほど痛く苦しかったと語っておられる程。
かなりの身体に影響がある程です。
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病院での対処方法は?
かなりしんどいようで、病院での対処方法は
胃の中に寄生虫アニサキスがいる場合は、内視鏡で取り除いて治療します。
腸にまで入ってしまった場合は、
アニサキスが死んで、吸収されるのを待つしかありません。
アニサキスは、体内では1週間ほどで死にます。
感染後1週間前後で虫が排出されることが多いのですが、
時として慢性化し、数ヶ月にわたって生存しつづけることもあります。出典
農林水産省/アニサキス(寄生虫(線虫類))
アニサキスの対処法法
こんな菌があるなら、食べられない!?と思ってしまいますが、
アニサキスは
加熱または凍結により死滅します。
アニサキスは通常、
魚の内臓に寄生していますが、温度が上がると身のほうに潜り込む性質があります。
魚を買った時や釣った時、
まずは冷やしながら持って帰ることも重要ポイントとなります。
冷たさに弱いため、-20度以下で24時間冷凍すれば死滅します。
焼き魚や煮魚など火を通していれば問題はありません。
中心部まで十分加熱するか、
中心部まで完全に凍結してください。
ちなみに
アニサキスは酢では死なないため、しめ鯖でもアニサキス症になります。
このアニサキスに感染してしまうと、かなり苦しむことになるので、
生の海鮮を食べるときは、十分に注意しましょう。
また、しっかり加熱・冷凍してから食べるようにしましょう!
もし、異変に気付いたら早めに受診するようにしてください。
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